コンテンツ情報
公開日 |
2022/10/03 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
9ページ |
ファイルサイズ |
866KB
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要約
ペルーでは銀行業務のデジタルサービスへの移行の遅れが顕著で、紙の預金通帳を持って窓口に行き、小切手を書くといったことが、多くの国民の日常だった。同国の大手銀行であるBanco de Credito del Peru(「Credito」の「e」と「Peru」の「u」はアキュートアクセント付きが正式表記)は、この状況を打開すべく、大規模なデジタルトランスフォーメーション(DX)に着手する。
その取り組みの中核となったのは、レガシーインフラのモダナイゼーションだ。オペレーションから手動プロセスを排し、自動化を取り入れることで、より高速なプロビジョニングとサービス提供が可能になることを期待した同行だったが、機密性の高い顧客データなどへのアクセス認証に欠かせないシークレット管理で重大な課題が生じたという。
本コンテンツでは、ペルーの大手銀行の取り組みを事例として紹介する。同行が特に注力したのが、インフラとシークレットの運用管理の合理化であり、シークレット検証時間を1時間から数秒に短縮するなど、その実現に貢献したInfrastructure as Code(IaC)ツールとシークレット管理ソリューションも紹介する。