プロフェッショナルサービスビジネスの測定、適切な評価指標をどう選ぶ？

　プロフェッショナルサービスを提供する企業にとって、ビジネスを適切に評価することはサービスの改善やリソースの適切な配分につながる重要なタスクだ。とはいえ、有用な評価指標は50をはるかに超えるといわれ、適切な指標の選択に頭を悩ませているマネジャーは多い。

　プロフェッショナルサービスの評価指標は、プロジェクト当たりの利益や市場での競争成功率、コンサルタントの稼働率、バックログなど、実にさまざまだ。現在問題があることを示す指標もあれば、今後問題が発生する可能性があることを示す指標もあり、その範囲は必然的に異なってくる。例えば、合計サービス収益はビジネス全体の状況を示す一方で、個々のコンサルタントの状況についての洞察はほとんど提供しない。

　本資料では、多様な評価指標に対して「機能」「経済」「時間枠」「範囲」「利害関係者」という5つの視点を適用し、指標ポートフォリオを作成することを推奨している。その進め方を詳しく解説しているので、自社ビジネスを適切に評価するためのガイドブックとして役立ててほしい。