SD-WANの主要6製品を比較、AIOps機能やSASE対応など必須要件にも大きな違いが

　クラウドやエッジ、リモートワーク環境などに分散するインフラをつなぐSD-WANは不可欠だが、主要ベンダーのソリューションでもその特徴は大きく異なる。優れたユーザーエクスペリエンスの提供や運用の簡素化、そしてクライアントからクラウドまでの全てを保護するという全体的な視点を見落としてはならない。

　この条件を幾つかの機能に分解して、主要6ベンダーのソリューション比較を行った。例えば、ネットワーク運用のためのAI活用だ。デバイスやユーザー、アプリケーション、帯域幅、IoTなどの急拡大に、従来の手法は対処しきれない。AIOpsを利用して、膨大な情報からでも問題を見つけて解決できるようにしたいが、実は主要製品でも、その多くにAIOps機能がなかったり、限定的な機能にとどまったりしているのが現状だ。

　本資料では、このようにSD-WANに不可欠な機能を、一覧表形式で比較。AIOps機能をはじめ、セキュリティとSASEへの対応、WANエッジの機能とパフォーマンスに関連する要素、拡張性や自動化の汎用性といったアーキテクチャ面などの違いが一目で分かる内容となっている。製品の見極めに役立ててほしい。