デプロイ作業を50時間から10分に短縮、事例で学ぶDevOpsの実践術

　競争の激しいFinTech市場において優位に立つには、ソフトウェアを迅速かつ頻繁にリリースするDevOpsの実現が欠かせない。個人や企業向けに支払い処理や送金、クレジットカードなどのデジタル金融サービスを提供するあるグローバル企業は、DevOpsチームの実現に苦戦を強いられていたという。

　その背景には、機能が制限され、連携もされていないポイントツールを7000人の開発者が利用していたため、バイナリなどの無数のアーティファクトを一元管理するリポジトリが欠如していたことがある。そこで同社は、異なるツールや技術、アーキテクチャ、環境に存在するアーティファクトを一元的に保存・管理すべく、DevOpsプラットフォームを導入する。

　これにより、以前は50時間もかかっていたデプロイ作業が、現在では10分で済むようになったという。本資料では、大規模かつセキュリティに優れたDevOpsを実現し、DevOpsプロセスを変革することで、俊敏性、セキュリティ、コンプライアンス、拡張性、効率化の全てにおいて最適化を実現した同社の事例を紹介する。