「IDaaSはどれも同じ」ではない、選定で押さえるべき3つの勘所

　クラウドサービスの利用が増加する中、ゼロトラストモデルによるセキュリティ対策への意識が高まり、その第一歩として「IDaaS」によるID管理の強化が急務となっている。従来のID／パスワードによる認証では適切な利用者がアクセスしているとはいえず、なりすましや情報漏えいのリスクが高まるためだ。

　しかし、「IDaaSはどれも同じ」と勢いで導入を決めてしまっては、その後の運用に支障を来しかねない。まずは自社のセキュリティルールの策定状況や順守状況などを確認し、セキュリティポリシーの見直し／再確認をした上で、どのようにアクセスを制御していくべきかを洗い出す必要がある。また、SSO連携が可能なサービス数と接続の容易性を把握しておくことも重要だ。

　そして製品選定の際には、ユーザーの利便性を確保できるか、管理者のサポート体制は整っているかという点も考慮すべきだろう。本資料ではIDaaS選定の3つのポイントについて解説するとともに、数多くのSaaSとの連携実績を持つIDaaSソリューションを取り上げ、その機能／サポート面について詳しく紹介していく。