設備追加不要でネットワークを即座に構築、仮想ネットワーク自動化ツールとは？

　リモートワークの急速な普及でインフラが複数のクラウドなどに分散したことにより、それらを相互接続するネットワークの重要性がかつてないほど高まっている。こうしたネットワークには、高品質であることはもちろん、将来的なさらなる環境の変化にも、柔軟かつ迅速に対応できることが求められる。

　しかし従来の手法では、新たなネットワークの構築のためにハードウェア機器を追加しなければならず、その運用管理、監視に要する労力やコストも規模に応じて肥大化し、導入期間も長期化してしまう傾向にあった。こうした課題を解決するものとして注目されるのが、必要な仮想ネットワークサービスを選択し、即座に必要な目的地との接続を確立できるネットワーク自動化ツールだ。

　本コンテンツでは、設備投資が不要で、わずか数分でネットワーク構築が可能といった同ツールの導入メリットを解説する。その上で、クラウド間相互接続によるアプリケーションパフォーマンスの最適化といったユースケースについても解説しているので、参考にしてほしい。