ボトムアップ型へ変革、変化に強い組織を作るためのITリーダーの在り方とは

　コロナ禍がビジネスに混乱をもたらす今、デジタルトランスフォーメーション（DX）戦略の見直しが急務となっている。常に変化する状況に迅速に対応するには、ボトムアップ型のオープンな組織モデルが不可欠だ。またITリーダーは、不測の事態を想定しつつ、組織が現在の環境に対応できるよう、コンディションを整える必要に迫られている。

　そこで重要になるのが「組織文化の考察」だ。組織は一定のビジョンを念頭に置いて設計されているため、ビジネス目標が変化した際には成功の定義も見直さなければならない。そして革新的な組織へと転換するには、ITリーダー自身がチームや社員に求める行動のロールモデルとなり、より大きなイノベーションへと導く必要がある。

　また、最良のアイデアを生み出せる組織であるためには、役職を問わず、誰もが意見を出し合えるような環境を構築し、肩書よりも貢献度を重視していくべきだろう。本資料ではこのように、DXを推進し、変化に対応していく上で、今日のITリーダーが果たすべき役割について解説する。