コンテンツ情報
公開日 |
2022/05/16 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
31ページ |
ファイルサイズ |
17.2MB
|
要約
2021年のサイバー脅威にはどんな傾向があったのだろうか。ある調査によると、ランサムウェアの増加ペースは前年のコロナ禍最盛期と比べると落ち着きはしたものの、依然として増加の一途をたどっているという。特に頻度が高まったのがサプライチェーン攻撃で、7月に発生した最大規模の攻撃では、最終的に1500社以上の企業が感染している。
また攻撃自体も変化しており、滞留時間の長いステルス攻撃から、より短い期間で最大限の影響を与える攻撃へと移行しているようだ。加えて、クラウドが攻撃者の侵入口となっていることにも注意したい。リモート/ハイブリッドワークが浸透する今、オンプレミスネットワーク全体を保護するだけでは不十分となっている。
本資料では、主なマルウェアの動向、DridexやEmotet、Trickbotといった注意すべきランサムウェアファミリーのトップ5、MITRE ATT&CK技術/機能のトップ10、注目度の高い脆弱性など、2021年における重大なサイバー脅威とその傾向を解説している。2022年の動向予測もまとめているので、参考としてほしい。