コンテンツ情報
公開日 |
2022/05/02 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
10ページ |
ファイルサイズ |
373KB
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要約
黎明(れいめい)期のインフラを構成するサーバルームやメインフレームなど、ハードウェアのフレームワークの一部にすぎず、二次的な役割を担う存在だったオペレーティングシステム(OS)。物理ハードウェアと、サービスおよびアプリケーションレイヤーの中間に位置するOSはやがて成熟期を迎え、LinuxやWindowsなどが注目されるようになる。
しかし、マルチ/ハイブリッドクラウドがインフラの新しい形として定着するにつれ、OSの存在感は再び希薄になりつつある。仮想化やコンテナによって多くのハードウェアが抽象化された今、それを制御するOSは流動的に選択、あるいは無視し、アプリケーションのみを重視すればよいという考え方が一般的になった。
本コンテンツでは、マルチ/ハイブリッドクラウド環境におけるOSの存在意義と、複雑化するインフラの一貫性、継続可能性の確保にOSが果たす役割について解説する。併せて、既存ワークロードのクラウド移行が失敗に終わる原因の1つとして、適切なOS戦略の欠如を挙げ、その理由と解決策を提示している。