従来型システムの課題を克服、SQL互換の分散型クラウドネイティブデータベース

　今、NewSQLとも呼ばれる分散型RDBMS（リレーショナルデータベース管理システム）が注目を集めている。NewSQLはその名の通り、SQLをインタフェースとして備えながら、NoSQLのような優れたスケーラビリティ、メンテナンスの容易さ、分散型システムならではの高可用性などを誇り、従来型システムの弱点をことごとく克服している。

　期待を受けた現在では、多くの分散型RDBMS、NewSQLソリューションが登場。MySQL互換で、OSSをベースとする製品は、クラスタの統合管理、SQLレイヤー、ストレージレイヤーといった3つのコンポーネントで構成され、大量のトランザクション処理、クエリ実行を分散させることで高いパフォーマンスを発揮するという。

　本コンテンツでは、分散型RDBMSの魅力を紹介するとともに、NoSQLや従来型システムとの比較などを交えて、そのクラウドネイティブなアーキテクチャを解説する。併せて、国内インターネット事業者における、NewSQLソリューションの導入と活用の事例も紹介しているので参考にしてほしい。