ハイブリッドな働き方をセキュアに支える、「ゼロトラスト」の構築法

　働き方改革の一環として導入されてきたテレワークは、コロナ禍を契機に一気に浸透した。しかしその多くは、VPN（Virtual Private Network, 仮想専用通信網）を利用した社内ネットワークへのリモートアクセスであり、以前から指摘されてきたVPN回線設備の管理運用の非効率さや、回線逼迫（ひっぱく）による速度低下といった課題が、むしろ顕在化するという結果となった。

　今後、在宅と出社が混在するハイブリッドな働き方が日常の光景になると予測される中、企業はリモートアクセスの課題を一刻も早く解消する必要に迫られている。ただし、VPN回線の増強はその場しのぎの手段にすぎず、セキュリティ面での懸念も拭いきれない。

　そこで本Webキャストでは、ハイブリッドな働き方を支える理想的なテレワーク環境の構築に向け、「ゼロトラスト」の導入を提唱する。その実現に向けセキュリティで押さえるべき4つのポイントを解説するとともに、それらの要件を満たす多要素認証基盤とセキュアインターネットゲートウェイを組み合わせた解決策についても紹介しているので、参考にしてほしい。