事例
テクマトリックス株式会社
発売から記録的な速さでISO 26262認証を取得、Apex.AIを支える解析ツールの実力
コンテンツ情報
公開日 |
2022/03/07 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
925KB
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要約
米国スタートアップ企業Apex.AIによって車載ソフトウェア基盤として開発され、2020年の発売から記録的な速さで、ISO 26262認証で要求されるレベルの最高水準「ASIL-D」を取得したApex.OS。ROS 2をベースに開発されたApex.OSは、ドイツの評価機関であるTÜV Nordによって認証された世界初のオープンソースOSでもあり、国内ではトヨタでも採用されるなど、自動運転システム開発の効率化において大きな期待が寄せられている。
この認証取得にあたって重要な役割を果たしたのが、巨大なソフトウェア構造全体を可視化できる解析ツールだ。モジュールやファイル、クラスなどの依存関係を表形式で可視化することで、循環参照モジュール、階層構造の崩れといったアプリケーションの構造確認や問題点を容易に把握できる。ISO 26262の要求をカバーするとともに、迅速な認証取得を実現した。
同社は、DevOps パイプラインに解析ツールを組み込み、アーキテクチャ解析を行い、レポート生成を含め、認証に必要とされる成果物作成を自動化するなど生産性向上に大きく貢献している。本資料では同社事例から、この解析ツールの特長と運用方法について紹介する。