3分で分かる「ゼロトラストセキュリティ」：基礎知識から具体的な施策まで

　コロナ禍の影響で労働環境が多様化し、不確実性が増した今。従来の境界型セキュリティでは、特定のリソースに対して画一的に特権的信頼を付与することは難しくなっている。そこで近年注目度を高め、次の標準として定着してきたのが「ゼロトラストセキュリティ」だ。

　ゼロトラストは全てのアクセスを信頼せず検証することで、環境を問わずセキュリティを担保する考え方である。その最大のメリットは、境界型セキュリティの画一性を排除できる点だ。境界型セキュリティでは社内ネットワークに入れば誰もが信頼され、内部犯行に対応できないというデメリットがあったが、ゼロトラストはアイデンティティーを境界としているため、そうしたリスクを解消できる。

　本資料では、ゼロトラストの基礎知識から境界型セキュリティとの違い、3つの基本原則、実現例、導入プロセス・具体的な施策までを、3分で理解できるよう完結にまとめている。併せて、日米の対比を通じて迅速にゼロトラスト対応を進めるコツも明らかにしているので、参考にしてほしい。