「DR後回し」が実は“高くつく”理由と、財布に優しいDRの進め方

　災害に備える「ディザスタリカバリー」（DR）システムの重要性を理解している企業でも、起こるかどうか分からない災害への備えに多額の予算を割くことは容易ではない。今すぐ直接的に利益を生むわけではないDRシステムよりも、目の前のビジネスに直結するシステムへの投資を優先すべきだと考えるのは、今を生きる企業にとっては自然なことだ。そうした考えは、DRシステムへの投資を先送りする“正当な理由”になる。

　DRシステムへの投資が必要なことは分かっている。ただし、それは今ではない――。こうした考えでDRシステムへの投資を先送りし続けることは、実は企業が避けたかったはずのコスト増につながる可能性がある。TechTargetジャパンの関連記事をまとめた本資料は、DRシステムへの投資を後回しにすべきではない理由と、コストを抑えつつDRシステムを構築するこつを整理する。