ハイブリッドとクラウドネイティブを融合し、既存環境を進化させるIT戦略ガイド

　多くの組織ですでにハイブリッドクラウド環境が導入され、さらにクラウドネイティブな開発テクノロジーにより開発チームの生産性を高める取り組みも活発化している。こうした先進的なITを取り入れた戦略にどう取り組んでいくかは、ITリーダーに共通する重要な検討事項だろう。

　ただ、先進的なテクノロジーだからといって、新しいシステムをゼロから構築するのはハードルが高い。複雑に入り組んだ既存のシステムをベースに、その進化のための戦略を策定したい。戦略フレームワークにはさまざまなアプローチがあるが、大手ベンダーなどでも利用されるシンプルな3ステップのフレームワークが参考にしやすいだろう。

　これは、短期・長期の両方を含む「状況の評価と目標の設定」、中期的に実施することを目指す「ポリシーとガイドラインの設定」、そして今すぐ実行すべきアクションである「次に何をするかの決定」の3つに分けられる。本資料では、これらの具体的な取り組み方やカギとなるアーキテクチャを解説し、イノベーションの基盤となる優れたアプリケーション環境に至る道のりを明らかにする。