IDCの調査で見えた、デジタル時代に求められる企業インフラの要件

　IT調査企業IDC Japanによると、日本企業の2017年から2021年までのIT／ICT支出の成長率は一貫して実質GDPのそれを上回っているという。その背景には、これまで経費と見なされてきたIT／ICT支出が、「デジタル化投資」として認識されるようになったことがある。

　そもそもデジタル化とは単にデータ化することではなく、いかにデータを利用するかが重要になる。その中で、企業や個人がデータを通じて取引する「デジタルエコノミー」を実現するには、データとプロセスの自動連携が欠かせない。これを支えるためのITインフラには、より一層のスピードと柔軟性が求められる。

　本動画は、エクイニクスのオンラインイベント、Equinix Japan Forum 2021において、IDC Japanにより行われた基調講演を録画したものだ。レジリエンシーを強化し、クラウドジャーニーを加速するための“デジタルインフラ”を構成する3つの要素を解説し、それぞれの課題やポイントを明らかにする他、デジタル時代におけるワークロード配備の課題と、「Cloud to Edge」モデルを採用したエッジデータセンターの重要性についても解説している。