デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が叫ばれる中、基幹システムでは対応できない業務を仕方なくExcelやAccessで管理している企業は多い。一方で、ノーコード開発ツールを活用してこうした業務をサブシステム化し、多くの成果を上げている企業もある。
短納期かつ案件数が多いB2Bの小ロット多品種印刷において、個別見積もり、確認/修正対応といったやりとりが煩雑化していた共進ペイパー&パッケージ。同社はこれらの作業を効率化すべく、ノーコードWebアプリ開発&運用プラットフォームで受注管理システムを内製。開発コストを抑えると同時に、業務にフィットした画面や機能を作り込むことで、受発注に関わる業務全体で30%以上の効率化を実現している。
また日亜化学工業では、社内の基幹システムをつなぎ、LED製品製造の前工程と後行程の型番情報を一元化するシステムを40時間で内製。Excel VBAによる煩雑なファイル管理から脱却し、全部門で製品情報を俯瞰できるようになった。本資料では、2社の事例を基に同プラットフォームの実力を紹介する。