データベース管理者に求められる2つの重要ミッション、戦略的な進め方とは？

　大量のデータを蓄積・活用するために必要不可欠なデータベース。今やデータ活用は事業活動に欠かせないものとなっていることから、データベース管理者（DBA）の役割がますます重要になっている。

　DBAに求められるミッションの1つが、高可用性（HA）の維持だ。ある航空会社のシステムトラブルを例に挙げると、一時的な技術障害によって航空便がキャンセルされたことで、7万5000人分、約6800万ドルの払い戻し費用が発生。膨大な費用が収益を圧迫しただけでなく、このトラブルによって株式評価額が2.8％も下落したという事実からも分かるように、ビジネス継続性の“ディフェンダー”として高可用性化の推進が必須となっているのだ。

　また、HAの維持に加え、災害時の被害を最小限に抑えたり、機能を復旧させたりするための措置であるディザスタリカバリー（DR）計画の構築も、DBAにとって非常に重要なミッションとなっている。本資料では、DBAが今すぐ取り組むべきHAとDR戦略の構築法について考えていく。自然災害や人的ミス、さらにはサイバー攻撃によるトラブルのリスクを低減するためにも、ぜひ参考にしてほしい。