ゼロトラストの第一歩、アイデンティティーの適切な管理に必要な手順は？

　業界で近年注目されている「ゼロトラスト」。その本質は、あらゆるユーザーやデバイスからのアクセスをむやみに信頼せず、常に疑問を持つことにある。このアプローチの中心にあるのが、アイデンティティーを適切に認証／認可／管理することで、セキュリティポリシーを策定する上でも重要なポイントとなる。

　では、そのアイデンティティー管理には、どのような仕組みが必要なのか。まず、パスワードのみのシンプルな認証プロセスではなく、多角的にユーザーを検証できる多要素認証（MFA）などの技術は不可欠になるだろう。また、ユーザーの目的に合わせてリアルタイムにアクセス権を付与するには、動的な認可ポリシーを策定できることも重要だ。

　さらに、こうした仕組みを確立するためのユーザー属性を収集するには、信頼できるソースが必要になる。本コンテンツでは、ゼロトラストの世界におけるアイデンティティーの重要性を説くとともに、AIと機械学習を活用し、アイデンティティーの可視化と管理の自動化を支援するソリューションも紹介しているので、参考にしてほしい。