ハイブリッド時代、アプリケーションのセキュリティ確保を阻む5つの課題とは？

　アプリケーションが企業の競争優位性を左右する今、アジリティの確保にはクラウドの活用が不可欠だ。ある調査によると、実稼働しているWebアプリケーションの約70％はクラウド環境で運用されており、その一方で開発環境の71％はオンプレミスにとどまるなど、ハイブリッド化が進んでいるという。

　こうして環境が分散することで懸念されるのがセキュリティだ。ハイブリッド環境に一貫したセキュリティポリシーを適用することは、脅威の高度化や攻撃対象の広範化、アジャイル開発／DevOpsの浸透といった理由から、かつてないほど困難になっている。この状況を改善するためには、セキュリティ戦略の変革が必要だ。

　本コンテンツではアプリケーションセキュリティの初心者に向けて、ハイブリッドクラウド環境でのアプリケーションの開発と稼働において直面する5つのセキュリティ課題について解説する。併せて、アプリケーションとハイブリッド環境の双方の安全性を確保するための重要な機能を6つ紹介しているので、ソリューション選びの参考にしてほしい。