コンテンツ情報
公開日 |
2021/11/22 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
11ページ |
ファイルサイズ |
1.2MB
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要約
情報システム部門やセキュリティ担当者を対象に行われた、クラウドの安全性に関する調査によると、「インターネット経由で接続されているためオンプレミスより危険」「プロバイダーに任せておけば安心」という、相反する2つの回答が上位を占めた。しかしこれらは、いずれもクラウドの責任共有モデルに対する認識不足が生む“思い込み”だという。
実際は、IaaS/PaaSの場合、OSやサーバなどワークロードの運用/保全の管理責任がユーザー側にあることを認識し、プロバイダーが提供する死活監視ツールなどを適切に活用すれば、オンプレミスより安全な場合もある。ただし、大手事業者は可用性やデータバックアップに責任を負わないことが多い他、設定のミスやアカウントの不正入手に関しては、ユーザー側で対策が必要であることは知っておきたい。
また、クラウドは柔軟性が高い一方でワークロード数の把握が困難で、脆弱性が増加する危険性もあるため、可視化やコンプライアンス/ガバナンスが重要になってくる。本資料では調査結果を基に、クラウドセキュリティに関する5つの誤解と解決策を解説しているので、参考にしてほしい。