調査で見えたERPの費用対効果の実態、顧客満足度はどれだけ変化する？

　ERPは、購買や販売、在庫管理などバックオフィス領域のベストプラクティスを提供するための重要なソリューションだが、「大企業だけが導入するもの」という誤解が広がっている。企業活動全般の基盤となるERPは本来、規模にかかわらず効果を発揮するものだが、中小企業の多くがERPを懐疑的に捉えているのだ。

　その背景には、ERPは大企業向けのソリューションであり、自分たちの身の丈には合わないという誤解が根強いことがある。しかし、中小企業の現状に目を向ければ、データの冗長化、業務システム間や組織外とのデータ共有などの問題を抱え始めており、まさにERPを導入すべき状態にある。

　本コンテンツは、こうした中小企業がERPを導入すべき理由とともに、その投資対効果の高さを解説したウェビナーの録画記録だ。ERPの導入企業と非導入企業では顧客満足度に5％もの違いが出るという調査結果も出ている。バックオフィス支援ソリューションといえるERPがなぜ顧客満足度にも影響を与えるのか、その理由を見ていこう。