パスワード秘匿化で内部不正対策、JCOMの信頼性を高めた特権アクセス管理術とは

　「J:COM」ブランドでケーブルテレビ事業を展開しているJCOM（旧：ジュピターテレコム）。同社では、2014年に情報セキュリティを含む全社のリスクマネジメントを統括する部門を設置し、サイバー攻撃や内部不正の脅威に対処するための環境づくりを積極的に行ってきた。

　中でも内部不正対策の一環として取り組んだのが、特権的にふるまうことができるアカウントをマネジメントする、「特権アクセス管理」を強化する施策であった。それとともに、システム管理者の管理強化を図っていくことが求められていた同社は、ある特権アクセス管理プラットフォームを採用した。

　同ソリューションによって、統合的な特権アクセス管理を実現し、内部不正対策の理想形に近づいているという同社。システム管理者に対してパスワードを秘匿化でき、豊富なプラグインが存在することが選定の決め手だったという。その他、運用のしやすさや、特権パスワードの定期的な自動更新なども評価ポイントとして挙げられる。本資料では、同社の取り組みの詳細を紹介する。