コンテンツ情報
公開日 |
2021/07/07 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
604KB
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要約
企業グループ向けITサービスにおいて、業務システムとネットワークの開発・保守、運用を担当する日立システムズパワーサービス。同社では、自社サイトにコーポレートシステムを保有しASP型でサービスを提供しているが、その増加に伴いマルチベンダーのシステム管理の負担が高まっていた。特に、サービスごとに監視方法が異なるため、障害の予兆検知が難しい点が課題だった。
そこで同社は、経験と勘に基づく静的な管理手法を脱却すべく、「ログの利活用と可視化システム」を開発。表やグラフでIT環境を可視化し、全システムを統合管理する仕組みを構築した。中でも新たに導入された分析基盤とダッシュボードの効果は大きく、リアルタイムで状況分析が行えるようになり、異常の早期検知や統計情報を基にした予兆検知が可能になった。
また、ログの取得作業が不要になった他、大量ログの高速集計も可能になり年間20.1人月分のコストを削減するなど、多くの成果を上げているという。デジタル変革で複雑化するIT環境の運用監視に課題を抱える企業も多い中、本資料で紹介する同社の取り組みは、きっと参考になるはずだ。