技術文書・技術解説
レッドハット株式会社
SAP S/4HANAへの移行プロジェクト、“自動化”を取り入れる際の注意点とは?
コンテンツ情報
公開日 |
2021/06/29 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
5ページ |
ファイルサイズ |
5.68MB
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要約
SAP ECC(ERP Central Component) 6.0のサポート終了を2027年に控え、多くの企業が後継のSAP S/4HANAへの移行を迫られている。しかし、どのように移行を進めていくか、そのロードマップを描けていない企業も多く、早期の計画策定が求められている。
そのような中、移行推進中の企業において、テストやデータ移行などの工程に自動化を取り入れる動きが活発化している。自動化によって運用担当者がより価値の高いタスクに時間を割けるようになるためだ。しかし、自動化によるメリットを最大限に引き出すには、いくつか頭に入れておかなければならないポイントもある。
その1つが、自動化の導入を“0か1か”で捉えてはいけないということだ。SAPをはじめとするエンタープライズアプリケーションは複雑に重層化し、層ごとにさまざまなスタッフが関与しているため、一挙に自動化を導入して“0を1にすること”にこだわるのではなく、段階的に進めることで各層のサイロ化を解消していくという手も有効だ。本資料では、SAP S/4HANAへの移行に自動化を取り入れる際の注意点や、自動化によって空いた時間の使い方などを識者の見解を基に解説していく。