コンテンツ情報
公開日 |
2021/06/14 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
16ページ |
ファイルサイズ |
2.38MB
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要約
進化し続けるサイバー脅威に対応するには、そのトレンドを把握することが重要だ。2020年にはどのような攻撃が展開されたのか。下半期の最新グローバルレポートで、そのトレンドを振り返り、セキュリティ対策のアップデートに役立てたい。
脆弱性攻撃の検知数で見ると、上位を占めたのがCMSとIoTに関するものだった。CMSの中でもThinkPHP、Joomla!、Drupal、vBulletinなどは狙いやすい標的となっており、防御側には常に対策が求められる。また、同じく狙いやすい標的となっているIoTデバイスでは、コンシューマー向けのネットワーキングやその他の接続デバイスへの攻撃が大幅に増加しており、リモートワークへの移行を悪用しようという攻撃側の意図がのぞいた。
加えて注目すべき出来事の1つが、IT監視・管理ツールのSolarWindsをハッキングしていたことだ。被害は、複数の米国政府機関、大手テクノロジー企業にも及んでおり、セキュリティ対策の難しさをあらためて知らしめた。本資料では、このような2020年下半期の被害データやトレンドから、企業が取るべきセキュリティ指針を探る。