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GIGA-BYTE Technology Co., Ltd.

事例

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高精度シミュレーションで暴風雨を解読、早稲田大学の研究を支えるHPC環境とは

グローバル防災センターとしても知られる早稲田大学。自然災害の研究には大量の気象データを入力し、シミュレートするなど、多大なコンピューティングリソースが求められる。先端的な研究を支える同大学のHPC環境はどのようなものなのか。

コンテンツ情報
公開日 2021/05/26 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 3ページ ファイルサイズ 2.33MB
要約
高精度シミュレーションで暴風雨を解読、早稲田大学の研究を支えるHPC環境とは
 近年、異常気象の発生頻度が増し、深刻化する傾向にある。アジアでは人口の半分が極端な気候変動に見舞われやすい地域に住んでおり、毎年4万人以上が亡くなっている。こうした被害を防ぐため、早稲田大学の柴山研究室では、現地調査などによる大量のデータから自然災害をシミュレートし、防災能力の向上手段を模索している。

 しかし、自然災害のシミュレートは容易ではない。当時の状況を正確に再現するには、大量の気象データを入力するのはもちろん、高速で正確な処理能力が必要だ。そこで同研究室では、ベンダーと共同でGPU協調サーバを制御ノードに、3台のワークステーションを3つのノードとするコンピュータクラスタを構築したという。

 「これほど高速で強力なクラスタは初めて」と同研究所も驚く性能により、シミュレーション結果を出力する時間は75%も短縮。シミュレーションの同時実行も可能となり、同一の自然災害における多様な状況をテストできるようになった。だが、採用されたサーバのメリットは処理能力にとどまらない。本資料では、その優れた排熱設計やスマート電源管理など、特筆すべき機能を詳しく紹介する。