技術文書・技術解説
ソフォス株式会社
Emotetもコモディティ化、脅威の最新動向から考えるセキュリティ対策の勘所
コンテンツ情報
公開日 |
2021/05/17 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
36ページ |
ファイルサイズ |
5.39MB
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要約
2020年は、多くの組織で新型コロナウイルスへの対策に追われる1年となったが、感染拡大防止策としてリモートワークが普及したことで、家庭のネットワークがセキュリティの最終防衛線となる状況が生まれている。各家庭に設置されたモデムが企業ネットワークの境界となることで、セキュリティ対策を見直す必要が生まれている。
実際、新型コロナウイルスに便乗したメール詐欺などの攻撃が増加している。これには、ニュースにもなったEmotetをはじめ、マルウェアがSaaS型で犯罪者に提供され始めている影響も大きい。また、リモートワークだけでなく、ロックダウン中の教育や娯楽にもクラウドコンピューティングの利用が拡大しており、クラウド環境の脆弱性を狙う攻撃が問題になっている。
本資料は、こうした最新のセキュリティ動向を伝える脅威レポートだ。新型コロナウイルスを受けた脅威の変化に加え、ランサムウェア市場の拡大、WindowsとLinux両方を稼働させるサーバを標的とする攻撃、IoTを介する脅威などの注目すべきテーマの現状を解説。企業・組織のセキュリティ担当者が取るべき指針を明らかにしている。