SaaSへのシングルサインオンを容易に、Zoom認証の例で学ぶ「IDaaS」の仕組み

　SaaSアプリケーションの利用が増える一方、アカウント管理に課題を抱える企業が多くなっている。これまではID／パスワードによる認証が用いられてきたが、それらを個別に管理するのは、ユーザーにとっても管理者にとっても効率が悪く負担も大きい。そこで今採用が増えているのが、シングルサインオン（SSO）の仕組みだ。

　中でも最近では、「SAML 2.0」という認証方式を使用してID連携を行うことで、ZoomやSalesforceといったSaaSアプリケーションへのSSOを実現するIDaaS（Identity as a Service）の手法が注目されている。これにより、パスワード管理が集約されるため、ユーザーが認証を行う手間を省きながら安全なアクセスが可能になる。

　本資料では、SAMLによるSSOの動作イメージを、Zoom接続を例に分かりやすく解説する。あわせて、二要素認証や、デバイス監視と連携した条件付きアクセスなど、さらなる認証強化を実現するのに有効な機能を搭載したIDaaS製品を紹介しているので、参考にしてほしい。