企業が提供するサービスへの期待には、ITセキュリティも含まれる。スイスの大手医療傷害保険会社であるVisanaもまた、被保険者に十分なサービスを提供するためにセキュリティ、特にエンドデバイスの保護に注力してきた。その環境は、近年の新セキュリティツールへの移行で、さらに安全になったという。
きっかけは、業務用エンドデバイスの保護レベルの見直しだった。従業員の使い勝手に支障を来たさないよう考慮し、製品選定する中で着目したのが、ハードウェアレベルのマイクロ仮想化技術をベースとしたセキュリティソリューションだった。Webサイトへのアクセスやファイルダウンロード、メールの添付ファイル開封といったリスクが潜む活動は隔離した上で実行されるため、デバイスの損害やデータの盗難につながることはない。
現在、同ソリューションは、ベルン本社とスイス各地に点在する拠点で利用される約1500台のモバイル端末に搭載され、マルウェアやサイバー攻撃からの確実な保護に貢献しているという。マルウェアの検知に依存せず、攻撃を防ぐという新たなセキュリティアプローチの効果を本資料で確認してほしい。