インフラ運用を“意識せず”に効率化、「エンタープライズクラウド」の手法とは

　3Tier構成の従来型インフラは、コストの増大、運用管理の煩雑さ、拡張性の欠如など、多くの課題を抱えている。これらを解決する方法として考えられるのがパブリッククラウドへの移行だが、ベンダーロックインやカスタマイズ性、法令順守といった観点から、全てのワークロードに最適というわけではない。

　そこで注目したいのが、オンプレミスとクラウドの利点を両立する「エンタープライズクラウド」のアプローチだ。これはインフラを“意識せず”とも効率的に運用できるIT環境を目指すもので、具体的には、運用管理の簡素化とTCO削減を実現するハイパーコンバージドインフラ（HCI）の導入、データセンターのセキュリティ強化や運用自動化、マルチ／ハイブリッドクラウドの構築といったステップを踏んでいくこととなる。

　本Webキャストでは、その第一歩となるHCIに関して、導入／拡張／運用までワンクリックで操作でき、高速性や耐障害性にも定評のある製品をピックアップし、特長や機能を詳しく解説する。保守コストを3割削減、導入期間を数カ月から約1時間に短縮するなど、具体的な効果も紹介されているので、参考にしてほしい。