コンテンツ情報
公開日 |
2021/03/31 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
6ページ |
ファイルサイズ |
1.45MB
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要約
製造業から熱視線が注がれるIoTだが、設備の稼働状況を可視化し、工場の生産性を最大限に向上させるには、IT人材や予算の確保、既存生産設備のネットワークへの接続など、数多くのハードルがある。このため多くの中堅・中小企業では、取り組みがなかなか進まないのが現状だ。
この課題を克服し、国内工場の見える化に成功した企業の1社に、ヤマト特殊鋼がある。同社は激化する競争の中で生き残るべく、工場の稼働状況を把握する仕組みの抜本的な見直しに着手した。焦点となったのが稼働管理だ。同社は、機械加工においてオペレーターが複数の機械を担当する多台持ちの作業をしており、段取り換えの作業で無駄が生じていた。
しかし、従来の日報では、改善策までつながらない。そこで、単なる可視化だけでなく標準作業時間に基づく原価効率までが見えること、リアルタイムに把握できること、現場に受け入れられることという3点を要件として、新システム導入に取り組んだという。本資料では、設備稼働の最適化や作業負荷の平準化、原価の改善までを実現した同社の事例を通じ、工場の可視化を実現するためのポイントを明らかにする。