コンテンツ情報
公開日 |
2021/03/25 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
15ページ |
ファイルサイズ |
4.8MB
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要約
今では日常的に利用されているWi-Fiだが、実はさまざまな規格が存在している。20年ほどの間にパフォーマンスは約4800倍にも向上し、その機能も進化。最新規格である「Wi-Fi 6」では5つの主要機能によって、高密度な端末環境でも高い伝送レートと低遅延を実現できるようになった。
その1つがOFDMA(直交周波数分割多元接続)だ。Wi-Fi 5テクノロジーの1台しか通信できない欠点を改善し、複数クライアント端末の同時通信を実現した。これにより産業用IoT環境などの高密度な無線ネットワークでも低遅延化が容易になっている。また、複数端末の同時通信の実現には、OFDMAと並ぶWi-Fi 6の重要技術であるMU-MIMOの拡張も大きく寄与している。Wi-Fi 5では下りの通信のみ利用可能だったが、Wi-Fi 6では上りにも対応できるようになった。
Wi-Fi 6はこの他にも、クライアント端末の電力消費を効果的に低減したり、近接するWi-Fi機器による干渉を抑えたりするなど、さまざまな変化をもたらす。本資料ではWi-Fi 6が備える5つの主要機能の紹介とともに、導入効果が大きい環境や導入の注意点を解説している。5Gとの適材適所の使い分けを考えるヒントにもなる内容だ。