デジタルノギスの測定値をiPadに自動入力、動画で分かる帳票電子化ツール活用法

　製造現場ではいまだに紙ベースの業務が多く残されているが、中にはデジタル化を積極的に進める企業も増えている。その手段の1つが、帳票業務の電子化ツールだ。これはExcelで作成した帳票を、タブレットなどで入力しやすいようWeb画面の電子帳票に変換するシステムで、従業員の負担やミスの削減を目的に活用が進んでいる。

　同ツールの特長の1つに、測定機器と柔軟に連携できる点がある。そのステップは簡単で、iPadなどと測定機器をBluetoothで接続し、電子帳票を開いて入力画面を開いたら、後は測定を行い、機器のボタンを押下するだけで、端末の指定箇所に測定値が自動で入力される。また、しきい値外の値を色替えで表現したり、測定機器の設定でカーソルやTab設定を行ったりすることも容易だ。

　本コンテンツでは、その具体例として、デジタルノギスを同ツールと接続させ、実際に電子帳票にデータを入力するまでの3つのステップを、端的にまとめた動画で解説する。現場での業務効率化をどのように実現するのかがイメージしやすい内容なので、ぜひ参考にしてほしい。