事例
株式会社日立ソリューションズ西日本
BOM間の整合性を確保、TOTOがマスター情報の一元管理を実現した方法とは?
2017年に基幹システムや周辺システムを移行したTOTO。BOM間の整合性確保や手入力による人的ミスなど、旧システムにおいて抱えていたさまざまな課題をいかに解決したのか。その取り組みや、解決に向けて導入したシステムの効果に迫る。
コンテンツ情報
公開日 |
2021/01/19 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
1.09MB
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要約
水回りの住宅設備機器の開発・製造・販売を手掛けるTOTO。同社では基幹システムや周辺システムの移行において、システムに散在するマスター情報を一元管理する新たな基本情報管理システムが必要となった。旧システムでは設計BOM(部品表)と製造BOMの整合性確保が困難であることに加え、マスターの属性項目が膨大なために個別の手入力にかかる負担が大きく、人的ミスも発生していたためだ。
この解決に向けて同社が採用したのが、厳密な一元管理を行う標準BOM領域と、個別管理で自由度や拡張性が高い個別BOM領域を実装し、パッケージベースで柔軟にカスタマイズできる目的別BOMシステムだ。そこに各BOM間の整合性を確保できるコンプリートBOM機能を実装し、新システムを構築した。
1つのBOMで行った変更が他のBOMにも可能な限り自動的に反映されるために個別の手入力が不要になるなど、BOMの整合性を確保したことで無駄な業務を徹底的に排除できたという。本資料では同社の事例を基に、情報の効率管理を強力にサポートするBOMシステムの導入効果に迫る。