ITシステム更改をより効果的に――ビジネスのパフォーマンスを検証するPoCとは

　多様化するビジネステーマがITシステムを複雑化させ、企業にさまざまな弊害をもたらしている。BIツールの処理速度低下に伴う経営判断の遅延や基幹システムのバッチ処理時間の増大など、中でもデータベース乱立によるライセンス・保守コストと運用負荷の肥大は特に多いケースで、こうした背景から「より効果的なITシステム更改」へのニーズが高まっている。
　
　ITシステム更改において重要なるのがPoC（概念実証）だ。ビッグデータやクラウド活用のためのITシステムデザインをはじめ、経営・業務課題に対するITシステムの最適化、ハードウェアリプレース時における既存アプリケーションとの組み合わせ検証に加え、統合DB基盤構築の効果や、事業の統廃合による多様なシステムの統合検証といった要素が必要になる。

　本資料で紹介する施設では、こうしたPoCやフィジビリティスタディーをもとに、企業のIT戦略立案を支援するサービスを提供している。単純なハードウェアのパフォーマンスだけでなく、ビジネスのパフォーマンス検証を目的とすることで、ITシステムへの投資対効果をより確実にできるだろう。