コンテンツ情報
公開日 |
2020/12/10 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
10ページ |
ファイルサイズ |
965KB
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要約
ソフトウェア開発において、オープンソースソフトウェア(OSS)はもはや欠かせない存在といえる。ただし、OSSにはライセンスや脆弱性の管理が欠かせないため、OSSと上手に付き合う環境づくりが求められる。加えて、OSS利用のメリットとマナーを経営層や開発現場に浸透させる必要もある。選択するOSSにより企業戦略とのズレが生じるケースもあるからだ。
例えば、組み込みソフトウェアにGPLv3ライセンスのOSSを利用するケースは注意が必要になる。組み込みソフトウェアでは、単にソフトモジュールをROMに書き込んだだけでは実行されないため、実行させるためのインストール手順が必要だ。GPLv3では、そのインストール手順も開示対象となるため、消費者による改善が期待できる一方で、メーカーの品質保証の前提が崩れる危険性がある。
このため事前にOSSガイドラインを制定し、開示と非開示の境界線を具体的に定義しておくことが重要だ。本資料では、OSS導入のメリットから、経営層を説得するポイント、開発現場への浸透方法などの幅広いヒントが掲載されている。OSSを部分的に利用したスニペットなどを可視化するOSS管理ツールも紹介されているので、導入に役立ててほしい。