AIでトラブル対応を完全自動化、ダウンタイムのないシステムを実現するOSS活用

　世界の半数以上の組織は、何らかの原因による計画外のシステムダウンタイムを経験している。これによって企業は、ビジネスの機会やブランドの信用を失うだけでなく、パートナー企業に対する損害賠償が発生する可能性もある。ある調査では、1時間のダウンタイムで40万ドル以上ものコスト負担が発生するという。

　では、計画外のシステムのダウンタイムを抑えるにはどうすればよいのか。最善策となり得るのが、オープンソース技術の積極的な採用だ。複雑化したシステム全域を、常に最新のITで網羅的に監視し、AIや機械学習による知見に基づいてトラブル発生時の対応を完全に自動化するためには、強大なコミュニティーのコラボレーションに支えられたオープンソース技術が有効だからだ。

　本動画では、ダウンタイムのないシステム実現のため、ITインフラストラクチャに求められる要件として、高度に自動化された高可用性クラスタリング、カーネルレベルで対応するライブパッチ、包括的な監視を挙げている。併せて、これらの要件を高いレベルで備える、オープンソースをベースとしたソリューションと、その導入事例についても紹介しているので参考にしてほしい。