コンテンツ情報
公開日 |
2020/10/29 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
7ページ |
ファイルサイズ |
2.04MB
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要約
サイバーセキュリティの領域において、パラダイムシフトが起こりつつある。攻守ともに、AIを導入したアルゴリズムの戦いだ。サイバー犯罪者は、標的を絞り侵入に気付かれないよう高度にカスタマイズされた攻撃を大規模に展開することを狙い、機械学習の手法を取り入れつつある。こうした攻撃に組織が対処するには、防御側も積極的にAI活用を進めることが不可欠である。
本資料では、各国で実際に起きた3つのサイバー攻撃事例を紹介する。各事例は、マシンスピードでの水平移動やローアンドスロー型データ抜き取りなど、検知を回避するための高度なテクニックを示しており、それらを基に将来のAIを用いた攻撃シナリオを予測している。AIにより、攻撃の水平移動能力やスケール性、ステルス性は飛躍的に高まる。
多くの企業では、既に新種のワーム型ランサムウェアなどに対し、従来型の防御システムでは太刀打ちできなくなっている。パラダイムシフトが起こり、AI型マルウェアが現実のものとなる前に、自社のセキュリティ対策の見直しを検討してほしい。