実践に役立つ基盤は？　小売業界9社の事例から探る「データ統合・分析」の効果

　モバイルデバイスやソーシャルメディアの普及をはじめ、小売業界を取り巻く環境が大きく変化する中、日々蓄積されていくデータを活用して優れた顧客体験を提供するのはもちろん、データ分析を基にコスト削減を図る、また生産性の向上につなげるといった取り組みが求められている。

　ドイツで150年の伝統を誇るシリアル食品メーカーも、それを実践している1社だ。年間20万トンの朝食用シリアルを製造する同社では、データを駆使したサプライチェーン分析によって20万ユーロものコストを削減。また、フランスの男性衣料品チェーンでは、意思決定にデータを生かすべくデータアナリティクスプラットフォームを導入し、これまで作成に6日もかかっていた在庫レポートをいつでも閲覧可能な状態にしたことで、大幅な生産性向上を実現したという。

　本資料では、小売業界におけるデータ統合・分析の9つの成功事例を紹介する。マーケティング部門に限らず、財務や人事部門、サプライチェーンマネジメントなど、さまざまな切り口で取り上げているので、ぜひ参考にしてほしい。