コンテンツ情報
公開日 |
2020/08/06 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
262KB
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要約
国際的なガラスメーカーとして事業展開するAGCは、日本とアジアの拠点だけで22000台ものPCを運用している。その管理ツールのサポート切れと同時期に、働き方改革を視野にWindows 10への移行も進めており、新OSやアプリケーションにセキュリティパッチを確実に適用する環境整備が課題となった。
管理ツールを最新バージョンにアップデートする選択肢も検討されたが、アプリケーションパッチ配布の手段を別に用意しなければならず、ネットワーク負荷を分散するために中継サーバも必要になるなど、同社が求める要件とのズレが大きかった。代わりに注目した選択肢が、独自のソフトウェア配信技術を持つ管理ツールだ。
各セグメントの代表PCから他のPCにデータをマルチキャスト配信する「自己組織型マルチキャスト」、セグメント内にあるパッチデータを自動で確認・シェアする「ピアダウンロード」の機能により、中継サーバを用意することなくスムーズにパッチを適用できる。PC操作に関するログ取得などの機能もあり、セキュリティ強化につながることも魅力だった。本資料では、同社の取り組みをさらに詳しく紹介していく。