コンテンツ情報
公開日 |
2020/07/31 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
18ページ |
ファイルサイズ |
2.97MB
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要約
DDoS攻撃の脅威は、2019年になっても変わらないどころか、過去最多の攻撃数を記録している。増加だけでなく、攻撃の傾向にも変化が見られた。ネットワーク攻撃のほとんどは小規模で、短時間の攻撃だったのだ。もちろん、580Mpps/680Gbpsという大規模なネットワーク攻撃も確認されているが、小型の攻撃が主流となっているのは明らかだ。
この原因の1つは、DDoS攻撃請負サービス業者(ストレッサー)と考えられている。彼らのような代行業者は、多くの顧客にサービスを提供するために小規模攻撃を拡散させる傾向がある。一見すると小規模な攻撃なら脅威としては低いように思われるが、ひとたび攻撃の効果があると分かれば執拗に攻撃を繰り返されるので、決して看過できるものではない。
本資料では、このように2019年に発生したネットワーク層およびアプリケーション層へのDDoS攻撃の傾向と変化を分析したレポートだ。攻撃傾向の変化や、その背景にある攻撃者の狙いを把握し、セキュリティの強化に活用してほしい。