事例
日本オラクル株式会社
ほとんどが保守で消えるIT予算、システムを見直し「戦略的IT投資」を増やすには?
コンテンツ情報
公開日 |
2020/07/14 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
3ページ |
ファイルサイズ |
1.39MB
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要約
十分なIT投資をしているはずなのに、自社のIT部門がビジネスに貢献できていないと考える経営者は多い。しかし、こうした企業を見ると、IT予算の7~8割がメンテナンスなどの業務に費やされていたりする。このように「守りのIT」に偏ったIT投資によって、IT部門が戦略的に動けない状況は、しばしば日本企業の課題として指摘される。
その一方で、国内企業の中にも、ビジネスの根幹をなす基幹システムを大胆にクラウド移行して、IT予算に占める戦略投資予算の比率を高める動きが見られ始めている。その1社となるのが、人材派遣業などを行うウィルグループだ。同社のIT部門は小規模ながら、この取り組みを成功させ、一気に「攻めのIT」を加速させたという。
旧基幹システムでは、ガバナンス面の懸念とパフォーマンスの低下が課題となっていたが、クラウド移行後はこれらの課題と無縁となり、運用工数も最小化される。しかも、本番に近い環境で行われたテストでは、チューニングをせずに、ただ乗せ換えただけでパフォーマンスが10倍になった項目もあったという。本資料では、同社の事例から、基幹システムのクラウド移行によってDXを実現する秘訣を探る。