クラウド・コンテナ時代の動的で複雑なインフラ監視入門

　ITインフラがほぼ無限のリソースをオンデマンドで利用できる今、インフラの監視もクラウド・コンテナ時代にあわせた進化が求められている。オンプレミス時代のようなツールの組合わせでは、インフラの全体像の把握や、本当に重要な問題に絞ってアラートを発行が困難だ。

　本資料は、こうした現代ITインフラに対応したモニタリングを解説する82ページの入門ガイドだ。タグを使い、多次元的にパフォーマンスとリソースのメトリクス、イベントを監視する考え方は、「いいデータ」とは何かについての学びがあるだろう。アラートの最適化については、アラート「疲れ」と「見逃し」両方解消を期待できる。データの的確な視覚化は観測可能性の向上に欠かせない。

　また、具体的な環境として、Amazon ELB（Elastic Load Balancing） ロードバランサーと Docker コンテナという 2 つのインフラを具体例に解説している。コンテナ環境ならではの監視手法の解説のため、Kubernetes や Amazon Elastic Container Service などのプラットフォームを使用していても役立つことだろう。