求める新卒人材を獲得、「ペルソナ」の事前設定が採用戦略に有効な理由とは？

　近年、採用戦略において注目されるようになってきた概念が「ペルソナ」だ。もともとはマーケティング用語の1つで、架空の顧客像を具体的に設定したものを表す。行動や価値観、ライフスタイルまで詳細に設定してターゲットを絞ることが、有効なマーケティング施策につながるとされる。

　このペルソナが、新卒採用活動でも重要視され始めた。採用したい人物像を明確化することで、求人広告、求人媒体、採用活動時期の決定などにおいて効果的な戦略を打ち出すことが可能になり、ペルソナに近い学生からのエントリーを集めやすくなる。そのため、選考過程では人材を"見抜く"よりも"口説く"ことに集中でき、内定承諾数の向上も見込める。

　本コンテンツでは、新卒採用戦略においてペルソナを設定することの重要性とメリットを、具体例を交えながら解説する。ペルソナに基づいた"攻めの採用"を促進する「スカウト型就活サービス」についても紹介されているため、これからの新卒採用戦略において、大いに参考になるはずだ。