コンテンツ情報
公開日 |
2020/05/25 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
2.16MB
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要約
IoTは、人々の身近な環境を急速に改善している。例えば、水道や電気、ガスの検針だ。20カ国でエネルギー関連サービスを提供するTechemは、エネルギー消費量をリモートで無線検針するソリューションに取り組んできた。ただ、完全な無線化は難しく、従業員が対象物件に出向いてモバイル通信を介してデータを収集するか、電力消費の大きな設置型の装置で近隣のレコーダーからデータを収集してサーバに送信する必要があった。
この環境を変えたのが、IoT向けのLTE通信であるNarrow Band IoT(NB-IoT)だ。エネルギー消費量の低さ、データ送信における信頼性の高さ、建材の貫通性などに優れており、通信効率を改善できる。この技術によって、同社は設置型装置を削減し、電力消費の抑制や環境負荷の低減も実現できたという。
さらに、迅速かつ自動的なデータ収集が可能になったことで、エネルギーの流れや消費を分析し、スマートビルディングやスマートホームにおけるエネルギー効率の改善策などへつなげる効果も期待されている。本資料では、この同社の先進的な事例から、NB-IoTがビジネスにもたらす豊かな可能性を紹介する。