コンテンツ情報
公開日 |
2020/05/18 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
1.05MB
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要約
名古屋を拠点とするISPのコミュニティネットワークセンターでは、米国を拠点とする大手コンテンツプロバイダーとのピアリングにより、高速かつ高品質な通信環境の提供とIPトランジットのコスト削減を目指していた。しかし、米国と物理的に接続しようとした場合に設備投資が必要となることや、トラフィック量の予測が困難で適切な帯域幅を準備できないことなどが課題となっていた。
これらを解決したのが、ほぼリアルタイムのクラウド接続が可能なオンデマンドの高性能ネットワークを提供するSDNだ。自動化されたプロビジョニングにより簡単・迅速にネットワークを構築できる他、柔軟性に富んだ利用モデルも特長で、同社では短期トライアルにより、必要なトラフィック量を最低限の予算で測定できたという。
その結果、物理的設備は不要と分かり、SDNを利用して複数のコンテンツプロバイダーとのピアリングを実現。カスタマーエクスペリエンスの向上と既存のIPトランジットトラフィックの削減に成功した。クラウドプラットフォームとの直接接続も可能になり、ビジネスの可能性も広がったという。本資料では同社の事例を基に、このSDNの実力を詳しく紹介する。