新人の即戦力化を促進、短い研修期間でも成果が出る「営業マニュアル」作成術

　企業規模にかかわらず、事業拡大や生産性向上に直結するのが従業員の「早期育成」と「戦力の最大化」だ。特に営業やコンサルタントといった職種においては、新人を早期に戦力化し、属人化を解消することが企業の売り上げに大きく影響するため、教育に注力する企業は多い。しかし、こういったコミュニケーション主体の業務は現場のノウハウを標準化することが難しく、戦力化までの道のりは一筋縄ではいかない現状がある。

　そこで有効な手段となるのが、業務のマニュアル作成だ。仕事の「教科書」を用意することで研修期間を短縮でき、教える側のコストを削減するとともに新人の即戦力化を促進。業務が可視化されるため、早期離職や内定辞退を抑制する効果もある。また、特定業務で発生しやすい属人化の解消にも有効で、担当者の退職による業務停滞のリスクを回避できる。

　本資料では、成果の出ない教育に見られる共通の問題点を掘り下げるとともに、「使われるマニュアル」の作成と定着におけるポイントを解説する。マニュアル作成による副次的な効果についても紹介しているので、営業職の教育に課題を抱える企業などは、ぜひ参考としてもらいたい。