企業は不況をどう乗り越えた？　過去に学ぶ、未来を見据えたマーケティング戦略

　感染症の拡大によって不況の長期化が懸念される今、多くの企業がマーケティング戦略の見直しに迫られている。とはいえ、先行きが不透明な中で再考するのは簡単ではなく、多くのマーケターが苦慮しているのが現状だろう。

　そこで参考にしたいのが、過去の不況を乗り越え、事業を拡大した企業・業界の取り組みだ。例えば中国のアリババは、SARSの流行で自粛が求められていた中小企業のニーズを捉え、同社のマーケットプレースである「Alibaba.com」を、中国を代表するサービスへと成長させた。この他にも、リーマンショック時には株取引の仕組みを広告売買に取り入れたRTB（Real Time Bidding）が生まれ、その後市場が急速に発展したという事例もある。

　本資料では、こうした不況時のマーケティング施策を基に、これからの戦略を考察する。不況時にこそ効果が表れやすい「エンゲージメントマーケティング」についても紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。