コンテンツ情報
公開日 |
2020/04/13 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
7ページ |
ファイルサイズ |
1010KB
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要約
デジタルトランスフォーメーションが進む昨今。経理・財務部門でもその必要性を感じ、デジタル化を検討・導入する企業が増えている。こうした中、約400社を対象に行われた経理・財務部門のデジタル化に関する調査で、その推進状況や課題が見えてきた。
経理・財務に関わる業務プロセスのうち「会計外システムから会計システムへの自動連携」に関して55%が「デジタル化している」と回答した。一方、「決算処理」では43%、「外部監査対応」においては15%にとどまり、業務によってはデジタル化が進んでいない実態が明らかになった。さらに細かく見ると、決算業務における承認やスケジュール・進捗管理を手作業やExcelで運用していたり、その業務が属人化していたりする企業が多いことも分かった。
このように、決算処理や監査業務を中心に、デジタル化による業務効率化や標準化を進める必要があるようだ。改善策の1つとして、監査人がシステムにアクセスできるようにすることで、企業・監査人双方の効率化を図る企業もあるという。本資料では、この調査結果の詳細を報告する。経理財務部門のデジタル化を進めるために役立ててほしい。